愚か者

ダンサー・イン・ザ・ダーク [DVD]出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ発売日: 2001/06/21メディア: DVD購入: 2人 クリック: 236回この商品を含むブログ (188件) を見る周りから、「ひどい映画」という評判を聞いてはいたがまだ観てなかったので観てみた。 予…

公私混同

仕事と私生活はなるべく分けてきたのだが、そうにもいかなくなってきた。 仕事を忘れて酒を飲んでるのにその飲み仲間を仕事に巻き込むというのは苦痛である。

苦い酒

女と酒を飲み、女に責められた。 彼女は今も泣いているのだろうか。

なだらかな境界

嫉妬心というのは非常にやっかいなもので、時には人を気が狂わんばかりの精神状態にする。 執着からくるこの感情はもはや止める術がない。とにかく自分が変化し続けることだ。 想像力に負けないこと。遠くを見つめること。取り除くこと。

受難

彼女と別れた後に荷物を取りに彼女の家に行き、二人で会うのもこれが最後という時に、僕は彼女と離れられないことに気付いた。 皮肉なことに、別れたことによって二人の絆が今まで以上に強まったのだ。

書ける範囲で

だんだん自分の身の回りがこの日記に書ける範囲を逸脱してきている。 あえて書くべきか書かないべきか、それが問題だ。 もはや僕の匿名性も失われつつある中、あまり私生活に踏み込んだことは……。

依存

ひとりで居られない、というのは間違いなく依存症の一種だ。人間が社会的動物であるかぎり避けられない症状だが、依存のための依存はさらなる悪循環を引き起こす。精神科に通う彼女は僕に依存しているし、僕もまた、彼女に依存されることによって救われてい…

イバラの道

選択を迫られるとより険しい道を歩もうとする自分は一体なんなのか? 心身ともに疲れ果て、冷静に考える余裕もないままイバラの道を突き進んでいる。 男女のドロドロとした愛憎ももはや身近な出来事であり、被害者も加害者も渾然一体となったカオス的世界で…

至福

知り合いの行きつけのバーがなくなるというので、すべりこみで行ってみた。 マスターが言うには、もう店を閉めるので酒が残っていてもしょうがないから何を飲んでも500円とのこと。そうなったら滅多に飲めないものを飲むしかない。 それはもう高級ウィスキー…

巡り合わせ

以前、ある作家の本と初めて出会う際にどんな作品に出会うかが重要だと書いた気がする。つまり第一印象が大事だということである。 私の場合、遠藤周作がその悪い例で、学生時代に付き合っていた彼女から手渡された一冊の本が最悪だった。遠藤周作だったら、…

久しぶりに…

若い人と飲む機会があるので、その度に気合いを入れて飲み会に参加するのだが、だんだんシンドクなってきた。 特に翌日の二日酔いの酷さが顕著。 人と会っている時、しょっちゅうケータイをいじっていると嫌われそうな気がする。そのことで注意されたことも…

久々の酒日記

故あって飲み歩きのフィールドを未知の街へと移した。 普段から居酒屋放浪の旅は続けている私だが、まったく予備知識のない街はやはり胸が高鳴るものだ。 ついに見つけた。 貪欲な酒飲みでよかった。こんな良い店に巡り会えるとは酒飲み冥利に尽きる。 その…

愛だの恋だの

女心とはなんだろうとしばしば思う。 相手がダメな男と知りつつ接近するその心境とはいかなるものか。おそらく、守ってあげたいとか母性本能だとかそんな陳腐な要因を超えた何かがあるのだろう。 それが恋愛だと思う。いちいち理屈では語ってられないような…

酒を飲む暇

ここ一ヶ月ほど忙しく、修羅場ありケガありちょっとした病気ありとトラブル続きだった。 しかし忙しさの中にいるときは考える暇もないようで、振り返ってやっと気付くといったあんばいである。 女性関係の修羅場は今までに何度か経験したが、街中というか繁…

一回りの年齢差

若い女はそれだけで価値がある。が、しかしそう若くない女にも価値は十分ある。 覚悟があるかないかで女はずいぶん違うものだ。ストレンジャー・ザン・パラダイス [DVD]出版社/メーカー: JVCエンタテインメント発売日: 1999/12/16メディア: DVD クリック: 8…

ごまかし酒

じっとしているとどうにかなってしまいそうなので飲みに行く。 ひとりに声をかけただけなのに三人も来た。連中と飲んでいるときはなんとか楽しく過ごせたが、家に帰ったら元の気分に逆戻りだった。こんな気分があと一週間ぐらい続くのか、いや、もっとかかる…

ケフィアヨーグルトとへそピアス

わけあって足しげく通っていた女性の家に行けなくなってしまった。 俺にとって自宅は居心地の悪い空間なだけに、行き場がなくなって困る。また夜の街を徘徊する生活に戻るのかと思うとやるせない気持ちだ。 そもそも俺が彼女の結婚について真剣に考えてやれ…

暗い日曜日

先日やっと、というかとうとう『エンドレスワルツ』を観た。原作の雰囲気を壊してなかったのが良い。しかし何と言っても町田町蔵がサックスを吹く姿がかっこいい。エンドレス・ワルツ [VHS]出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ発売日: 1997/0…

田舎暮らし

田園の憂鬱 (新潮文庫)作者: 佐藤春夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1951/08/17メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 21回この商品を含むブログ (27件) を見るこれを読むと田舎暮らしなんて全然憧れない。

秋の気配

驚いたことがひとつ。先日一緒に酒を飲んでいた女に誕生日をピッタリ当てられた。俺も驚いたがその彼女も驚いていた。 どうしてわかったのかを聞いたところ、彼女には俺と同じ誕生日の父親がいるらしく、その父親と俺の匂い?がとてもよく似ている、というか…

健気、というより愚か

全然酒の飲めないヤツが女を飲みに誘っていた。一体どうする気なんだろう。飲み屋でずっとウーロン茶でも飲みながら口説くのだろうか。 それも、よりによって相手の女は酒が強いのだ。酒の飲めない男は往々にして酒飲みの気持ちがわからないから不快な気分に…

未来は懐かしい

ノスタルジィという概念はかくも甘い香りがするものだがその正体は何なのか? 単純な昔の記憶にとどまらない、「あるべき記憶」といったものがそこには存在する。この感情は「過去」の蓄積にとらわれず、それ以上の想像力を要求する。 ノスタルジィとは決し…

他愛のないたわごと

僕の彼女はたまに「死」について話すことがあって、とにかく怖いと言う。 それでいて何が怖いのかはよくわからないのだそうだ。で、そんな話を彼女としている時に、僕は彼女の血液型がAB型だということを妙に意識してしまう。「死」と彼女の血液型なんてな…

青い影

とある女性(35歳・独身・子なし)と恋愛談義になり、そのコの恋愛観のようなものを聞いたら面白かった。話によれば彼女は「先が見える」と付き合っている男と別れたくなるらしい。 彼女が見た「先」、とはそれほど悪くない、つまり人並み以上の人生である…

放蕩息子

独り暮らしの女の家にたびたび押し掛けているが、なかなか居心地が良い。 めしも食わせてもらっているのでなんだかヒモになったような気分だ。

腐肉にとっての愛

合コンばかりの生活は楽しいがなにか物足りなくなる時がある。経済学でいうところの限界効用逓減の法則みたいなものか?たくさんの恋愛経験や出会いがある独身女に限って必然的に理想が高くなるのと原理的には同じことなのだろう。 とはいえ飲み会が多いのは…

スタイリッシュパンピーの青年期

夜型で飲み歩きが好きな私だが、今の自分(の生活)にぴったりの友人や恋人はどんなタイプか考えてみた。漠然と思ったのが、ズバリ体力のある人。 こういう人間なら夜中に飲みに連れ回しても差し支えないだろう。単純に夜型の人間ならいいんじゃないかとも思…

恋は緑の風の中

というタイトルの映画があった。 よく覚えていないが少年と少女の恋愛映画だったように思う。土手を歩くラストシーンが印象的。

呪縛

なんだか私生活が乱れてきた。勘違いしてる女から毎日煩わしいメールは来るし…。 もうどうしていいかわかんないから酒でも飲むしかあるまい。みうらじゅんはセックス・アルコール・ロックンロールを説いた。 男女の相性を考えた時、多少音楽性ぐらい食い違っ…

それはぼくぢゃないよ

酒を飲む時に節度や余裕を保つなんてクソ食らえと思ってた。今でもそう思ってる。 ところがだ、近頃「ほどほどに」酒を飲んでいる。そしてできる限り紳士的に振る舞うよう心がけている。この俺が。 理由は二つ。酒が原因で社会的に排除されないようにするた…