他愛のないたわごと

僕の彼女はたまに「死」について話すことがあって、とにかく怖いと言う。
それでいて何が怖いのかはよくわからないのだそうだ。

で、そんな話を彼女としている時に、僕は彼女の血液型がAB型だということを妙に意識してしまう。「死」と彼女の血液型なんてなんの関係もないように思う。
もし彼女が指かなんかを切ったときは、やっぱり心の中で「AB型…」、なんてことを考えるんだろうか。