2006-01-01から1年間の記事一覧

サールの悪魔

久しぶりにSF小説を読んだ。「神は沈黙せず」というSFミステリである。神は沈黙せず(上) (角川文庫)作者: 山本弘出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2006/11/23メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 128回この商品を含むブログ (111件) を見る神は沈黙せず(下) …

愚か者

ダンサー・イン・ザ・ダーク [DVD]出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ発売日: 2001/06/21メディア: DVD購入: 2人 クリック: 236回この商品を含むブログ (188件) を見る周りから、「ひどい映画」という評判を聞いてはいたがまだ観てなかったので観てみた。 予…

公私混同

仕事と私生活はなるべく分けてきたのだが、そうにもいかなくなってきた。 仕事を忘れて酒を飲んでるのにその飲み仲間を仕事に巻き込むというのは苦痛である。

苦い酒

女と酒を飲み、女に責められた。 彼女は今も泣いているのだろうか。

なだらかな境界

嫉妬心というのは非常にやっかいなもので、時には人を気が狂わんばかりの精神状態にする。 執着からくるこの感情はもはや止める術がない。とにかく自分が変化し続けることだ。 想像力に負けないこと。遠くを見つめること。取り除くこと。

受難

彼女と別れた後に荷物を取りに彼女の家に行き、二人で会うのもこれが最後という時に、僕は彼女と離れられないことに気付いた。 皮肉なことに、別れたことによって二人の絆が今まで以上に強まったのだ。

書ける範囲で

だんだん自分の身の回りがこの日記に書ける範囲を逸脱してきている。 あえて書くべきか書かないべきか、それが問題だ。 もはや僕の匿名性も失われつつある中、あまり私生活に踏み込んだことは……。

依存

ひとりで居られない、というのは間違いなく依存症の一種だ。人間が社会的動物であるかぎり避けられない症状だが、依存のための依存はさらなる悪循環を引き起こす。精神科に通う彼女は僕に依存しているし、僕もまた、彼女に依存されることによって救われてい…

イバラの道

選択を迫られるとより険しい道を歩もうとする自分は一体なんなのか? 心身ともに疲れ果て、冷静に考える余裕もないままイバラの道を突き進んでいる。 男女のドロドロとした愛憎ももはや身近な出来事であり、被害者も加害者も渾然一体となったカオス的世界で…

至福

知り合いの行きつけのバーがなくなるというので、すべりこみで行ってみた。 マスターが言うには、もう店を閉めるので酒が残っていてもしょうがないから何を飲んでも500円とのこと。そうなったら滅多に飲めないものを飲むしかない。 それはもう高級ウィスキー…

巡り合わせ

以前、ある作家の本と初めて出会う際にどんな作品に出会うかが重要だと書いた気がする。つまり第一印象が大事だということである。 私の場合、遠藤周作がその悪い例で、学生時代に付き合っていた彼女から手渡された一冊の本が最悪だった。遠藤周作だったら、…

久しぶりに…

若い人と飲む機会があるので、その度に気合いを入れて飲み会に参加するのだが、だんだんシンドクなってきた。 特に翌日の二日酔いの酷さが顕著。 人と会っている時、しょっちゅうケータイをいじっていると嫌われそうな気がする。そのことで注意されたことも…