椎名林檎と戸川純（再び）

以前、この二人について中途半端に語ってしまったので再度チャレンジ。
誤解されると困るのだが、僕は椎名林檎は好きなほうである。戸川純と比較はするが結局どちらも好きである。
まずは椎名林檎から。
彼女のアルバムで一枚選べと言われたら『ＫＳＫ』につきる。
レトロ趣味をふんだんに取り入れ、ストリングスを多用するなどジャズ・クラシック色が強く、ここら辺が僕の趣味にぴったり合致しているのである。言うまでもなく、ここで椎名林檎はソロとしてとりあえず完成していて、いままでのアルバムで見せてきたさまざまな側面をさらに洗練させた形になっていると言える。特に良い曲は「意識」「茎」「ポルターガイスト」「やっつけ仕事」。
このアルバムの唯一の難点はコピーコントロールＣＤだということぐらいか？
アルバム単位ではなく彼女の曲でお気に入りを列挙すると以下のような感じである。
「同じ夜」 「浴室」「LOVE IS BLIND」「りんごのうた」「映日紅の花」。

『勝訴ストリップ』の代表曲といったら「ギブス」とか「本能」のような気がするのだが、なぜだか僕にとっては「浴室」が印象的。考えてみると、彼女の曲の中であまりにもロック的なものよりもミディアムテンポの曲とかバラードなんかが自分好みのような気がする。とはいっても東京事変の彼女はいい具合にロックしてて格好いいです、ハイ。
見た目に関して言えば和服姿がかなりエロい。あとニュースステーションに出演したときの髪型とメイクが真中瞳にそっくりだったのも個人的には良かった。

戸川純についてはまた今度ということで…