乱読
・推理小説ばかり読む
本ばかり読んでいると体に悪そうだが止まらない。一種の強迫観念のようなものか。
- 作者: 中井英夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1974/03
- メディア: 文庫
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- 作者: 竹本健治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1991/10/30
- メディア: 新書
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- 作者: 歌野晶午
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/05/10
- メディア: 文庫
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『葉桜の季節に君を想うということ』はタイトルに惹かれて読んだが期待はずれ。ラストに関して言えば、やられたというより興ざめに近い感覚だった。
マヂック・オペラ --二・二六殺人事件 (ハヤカワ・ミステリワールド)
- 作者: 山田正紀
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: 単行本
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『マヂック・オペラ』は前作である『ミステリ・オペラ』に引き続きなかなか良い。どうやら私は推理小説を読む際にトリックやラストの意外性といった点より、ストーリーや文体そのものに重点を置いて評価してるような気がする。
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/03/15
- メディア: 文庫
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ついでに『封印再度』も読む。この作者の小説はいつもながらサクサクと読める。良くも悪くも引っかかるものがない。シンプルでつるつるした肌触りである。しかしながらこの作品に関して言わせてもらうと、シリーズの最初の頃に比べてヒロインが嫌な女になってきていることが残念。というのも性格的にあっさりしていて凜としたような女性像だったはずが、だんだんと陰湿でジメジメした女の情念の欠片のようなものが突出してきた感が否めない。登場人物全員に言えることだが私はこの作者には人間のドロドロした内面の描写には全く期待していない。逆に現実ばなれした人間描写、良い意味での世間ズレした透明な感じが好きだったのだが、これはあくまでも私の好みの問題か……。
- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/09
- メディア: 文庫
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