「何が」から「なぜ」へ

*渦中にあって考えること
 身に降りかかるあらゆる災いには原因があるものだが、いくら原因がわかったとしてもそれがどう結果に結びつくかがわからないことが往々にしてある。
因果関係というものは原因と結果の間にブラックボックスを通過するようなもので、とてもじゃないが原因だけから結果を導き出すのは人間には無理な話だ。

 現在の私は結果を目の当たりにして言葉を失っている。その災いに。

 すべてが落ち着くのはだいぶ先のことだろう。