やっぱり酒がからんでる

長いことアメリカにいた女友達に、日本の男女の駆け引きについて相談された。彼女に言わせればアメリカンな人間関係に慣れると日本人特有の!?微妙な雰囲気というか空気がわからないのだそうだ。
そもそも俺は米国の男女の駆け引きなんて知らないから比較のしようがない。
とどのつまり、彼女は暗喩的で面倒な回りくどいコミュニケーションが苦手、というか嫌いなだけであって、日本人男性に対して「ハッキリしろ!」と、言いたい熱意だけは俺に伝わったのであった。
今更彼女をいわゆる日本的な淑女に矯正するのは無理だから、気をつかわずに素の自分を小出しにさらけ出せ!とアドバイスしたんだが、きっと相手の男とはうまくいかないだろう。
で、今回考えさせられたのは、あまりにも豪快な女というのは平均的な日本男子には好かれないんじゃないかということ。そりゃあ、それを補う美貌なり性格なりが伴っていれば話はべつだが。
さらに彼女の場合、酒が半端じゃなく強いせいか自分より弱い男はそれだけでダメらしい。この気持ちはわかる。もし俺が女だったら自分より酒の弱い男は確実に蔑視します。
逆に言わせれば、もし俺が自分より酒の強い女に出会ったら自分のアイデンティティを失うとみた。誰かいないかな、酒が強くなくてもいいからもの凄く酒癖の悪い女。そういう女にグッとくる俺はかなり重傷かもしれぬ。


短くも美しく燃え〜ムーンライダーズ・ベスト1995-1996

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