恋愛もの

武者小路実篤「お目出たき人」

お目出たき人 (新潮文庫)

お目出たき人 (新潮文庫)

餓えてる男が女のことを妄想する小説である。ろくに会ったこともない女を無理矢理好きになってしまう主人公は想像力豊かな大バカ者だが、こういう人間がいないと世の中つまらないと思う。

小谷野敦もてない男

もてない男―恋愛論を超えて (ちくま新書)

もてない男―恋愛論を超えて (ちくま新書)

中島義道「愛という試練」

愛という試練

愛という試練

どちらも愛(恋愛)に関するテーマだが、前者がもてたいのにもてない男を描いてるのに対し、後者はもてたくないのにもてる男を描いていて対照的。どちらも女性が読んだら不快感を感じることは必至。